一般的な准看護師の資格を取る流れ
准看護師は医師や看護師からの指示のもと、診療や看護の補助を行います。都道府県が行う試験に合格し、都道府県知事より免許を受け取れば、准看護師として働くことができます。
准看護師になるには、中学卒業後准看護師養成所で2年、あるいは高校の衛生看護科で3年学んで准看護師試験を受ける方法があります。また、高校卒業後准看護師養成所で2年学び、試験を受ける方法もあります。准看護師養成所は全日制と半日制があり、働きながら准看護師の資格を目指す人も多くいます。
准看護師の試験は年に1回、2月の上旬から中旬に行われています。都道府県によって試験日が違うので、複数の都道府県で受験することができます。
試験のだいたいの流れですが、10月から12月に願書等を提出し、2月上旬から中旬に試験、そして3月上旬から中旬に合格発表となります。試験問題は都道府県によって違いますが、150問が出題され、1問1点で採点されます。
准看護師の合格率は96%から99%と高く、ほとんどの人が合格すると考えて良いでしょう。受験資格を得るまでの期間は看護師よりも短いため、准看護師の資格取得のハードルは低いと言えます。
准看護師の試験問題は出題範囲が広いものの基礎的なことを問うものが多いので、基礎を確実に押さえておきましょう。養成所2年目は実習となるため勉強時間を取るのが難しくなってきますが、毎日少しずつ勉強するようにしましょう。
また、試験の過去問をひたすら解くのもおすすめです。基礎が押さえられているうえ出題傾向を知ることができるので過去問を解いておけば、自信を持って試験に臨めるでしょう。